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 どうしても書き留めておきたい文にめぐり合いました。
東日本大震災で、取材を続けているある記者の文。

「仮設住宅で出会った小学生の女の子は、津波で母と弟を亡くした。
 周囲の真心の励ましもあり、少しずつ笑顔が戻ってきた。
 話題が『将来の夢』になり、少女が言った。
 『あたし、大きくなって、ママと弟を生むの』」。

この一文を読んだとき、
もうすっかり暢気な日常感覚に戻っている私の心に
壮大な風が吹き抜けました。(E)

社会的事業マネジメント科の訓練生Iです。
くびき野NPOサポートセンター」へ実習に来ています。
実習で行うことのひとつに、新聞記事の取材があります。
私は「あわゆき読みかたり」を取材しました。

取材をしていて、「この活動が本当に好きなんだなぁ」と感じました。
本を通して、子どもをはじめ大勢の人に想いを伝えている感じがしました。
ただ読むだけでなく、プロジェクタを利用してスクリーンに映し出したり、
音楽を流すなどの工夫もしているそうです。

私は取材して記事を書くことは今回が初めてです。
取材の仕方が分からないながら、取材中は先方が話した内容をメモ書きしたり、気になったことを質問するなどをしました。
取材を終えて、戻ってから話の内容を整理しました。
整理をしていると伝えたいことがたくさんあって、どのように整理したらよいのか分かりませんでした。
限られた字数で、取材をしたことを他者に伝える・・・。
人から聞いた内容を他者に伝えることの難しさを改めて実感しました。

いい経験となりました。
ありがとうございました。