秋晴れの空の下、白く光るススキを見ながら関川の土手を降り、農道をゆっくり自転車のペダルを踏む。
30分ほどかけて自転車でたどりつくのは〝ジャスコ〟。
休日で、お天気がよくて、そこそこ元気もある、そんな三拍子そろった日は、年に何回もない。昨日はその貴重な1日。
農道を走っているとき、「おや?」と思った。
田んぼが青い。「もうしかして二毛作?いや、こんな寒い土地であり得ない」
近づいてみると、刈り取られた稲の株から新しい稲が伸びているではないか。かわいらしい稲穂が付いているのもある。
一面の青い稲葉は、青田のように柔らかい動きではないが、穏やかな秋の風を受けて、整然とさざめいている。
家に帰って、早速ネットで調べてみると、「ひこばえ」といって、珍しいことでもなんでもないそうだ。
長年上越市住んでいて、この歳になるまで、そんなことも知らずに毎日ご飯を食べていたなんて…。
農家の方々、ごめんなさい!
投稿者:(e-blog)
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